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成井硝子店とは

 1940年、海軍を退役した成井為七(元少尉)は、神奈川県川崎市で成井硝子店を開業しました。
 1945年、疎開のために埼玉県飯能市に移転。その後、二代目の成井孝男が後を継ぎ、一時は埼玉県内でも3本の指に入る規模の会社となりましたが、惜しくも1983年に廃業。  
 三代目の成井豊は高校教師を経て、演劇集団キャラメルボックスを創立。その代表として、34年にわたって芝居作りに励んできました。そして、58歳の誕生日を迎えて一念発起。成井硝子店の再興を決意しました。

 新たな成井硝子店の店主は、三代目の成井豊(劇作家・演出家)。店員は、豊の妻の成井ひろみ(女優)、豊の次弟の成井稔(高校教師、演劇部顧問)、豊の末弟の隆(シネコン勤務)、豊の長女の成井夏野(大学生、ダンサー)、豊の長男の成井憲二(大学生、劇作家・演出家)です。 

 ただし、成井硝子店の業務は板ガラスの小売りと建物のガラス工事でしたが、再興後は三代目の技能を活かして、芝居作りを業務とします。ガラスのように美しい芝居を作ることが目標です。

 また成井硝子店は2022年5月1日、店主の代替わりを実施しました。新たな4代目店主には成井憲二が就任し、成井豊は顧問として公演に参加します。